ヘルCプラス

あなたの健康にプラスの情報

アイメイクがっつりの人は注意!まつ毛の付け根にポチっとできているのって何?

アイメイクがっつりの人は注意!まつ毛の付け根にポチっとできているのって何?

 

まつ毛の際の部分にポチっとしたできものがある事ありませんか?

Photo by Digital Vision / Digital Vision


まつ毛の付け根のあたりに、先端が白くプツッとした感じのものができてることがありませんか?

「ものもらい」のようなものではなく、実は「ものもらい」そのものなんです(笑)でも、一般的なものもらいのイメージとはちょっと違いますよね?どちらかというと白ニキビに似ているような

「霰粒腫(さんりゅうしゅ」と「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」の違い


「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」と「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」という言葉を聞いたことがありますか?実はどちらとも「ものもらい」のひとつ

両方とも、まぶたにかゆみや痛みを伴うなど症状はよく似ていますが、原因は異なります。

雑菌による炎症や、脂肪の固まりが原因である「ものもらい」は、伝染性ではないため、人から人へうつることはありません。

人にうつる可能性があるものは、「はやり目」と呼ばれるウイルス性の結膜炎

 

「霰粒腫(さんりゅうしゅ」


色が白くなるほうが「霰粒腫」です

霰粒腫(さんりゅうしゅ)は、まぶたにあるマイボーム線の出口がつまり、慢性的な炎症がおき、その結果、肉芽腫という固まりが出来る病気

霰粒腫は乳幼児から高齢者まであらゆる年齢層に発症する病気

症状としては腫れている部分は痛くない。瞼の裏側でも腫れている部分( 肉のかたまり)を感じるために目を動かすとごろごろした感じがする。急激に腫れが起こる場合では目が赤くなり目が圧迫されて痛みを伴うこと もある。

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」


色が赤くなるのが「麦粒腫」です。

麦粒腫」は、まぶたの表面についている細菌が、まぶたの分泌腺や毛穴などに入ってしまうことで、菌に感染して発症します。症状がひどくなると、化膿してしまうことも。

市販薬で治療できる場合も多いですが、2~3日経っても症状が快方に向かわないのであれば眼科で診察を受けるようにしましょう

「霰粒腫(さんりゅうしゅ」になってしまう原因とは?


マイボーム線は、涙の成分を通す管ですが、このマイボーム線が、体内から排出される脂などで詰まってしまう日が続くと、詰まっている部分が炎症を起こし、まぶたの中にしこりが出来たり、まぶたが腫れて痛みを感じるという事が起こると言われています

最近の傾向として、霰粒腫を発症する人が低年齢化しています。その中でも特に顕著に増えているのが若い女性です。その原因の一つとして、濃いアイメイクの流行が考えられます。

アイシャドウがマイボーム腺に付くことも有ります。霰粒腫に最も深い関係があると考えられるのが、濃いマスカラやアイライナー

「霰粒腫(さんりゅうしゅ」の予防法や改善法

1度なってしまうと、中々治らない「ものもらい」「ものもらい」が出来る前に「ならない」ようなケアが大切です

ホットタオルなどで目もとを温める


体が温まらないとまぶたも温まらず、マイボーム腺に脂肪がつまりやすくなります。さっとあつい湯船につかってすぐ出てしまう人も要注意です。

出典青葉台の眼科 スマイル眼科クリニック(横浜市青葉区青葉台)ものもらいのタイプそして予防と対策について

40度前後の湯船に10~15分程度つかり、体もまぶたもしっかり温めてあげましょう。

入浴中にケアするとタオルの温度も下がりにくく効果的

目もと洗い(リッドハイジーン)

Photo by Stockbyte / Stockbyte

 

目もとが不衛生な状況にあるほど、脂肪が詰まりやすく、菌が繁殖しやすい環境になってしまっています。普段から目もとを清潔に保つことで、ものもらいを予防できます。

コンタクトレンズは清潔に管理する

Photo by Sam Edwards / OJO Images


コンタクトレンズを使用する方は、コンタクトレンズに雑菌が付着しないよう、清潔に管理してください。コンタクトレンズの使用期限を守らなかったり、ケアを怠ると、レンズを介して細菌が目に入り込んでしまいます

出典ものもらい(霰粒腫・麦粒腫)の原因と予防法 | ヘルスケア大学

 

アイメイクに注意する

Photo by Medioimages/Photodisc / Photodisc

 

女性でアイメイクを常用する人は、目もとが不衛生になっていることが多いので、毎日のケアを大切にしてください

化粧がマイボーム腺に入り込み、腺の入口を塞いでしまうことがあります。濃いアイラインは避け、しっかりとメイク落とすよう心掛け、目に負担がかからないようにしましょう。