胃腸炎を引き起こすロタウイルスに注意…大人も発症するの!?
ウイルスによる感染性胃腸炎が全国的に流行の兆しが...ノロウイルスよる感染はよく耳にしますが、乳幼児に胃腸炎を引き起こすロタウイルスって聞いたことありますか?幼児が感染すると脳の合併症を引き起こすこともあるロタウイルスを紹介します。
他県でも感染性胃腸炎が増加している
急速に感染が広がっていき、全国的な流行が予想されます。
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ロタウィルス感染は冬に多い、そして乳幼児に多い
ロタウィルスと言うのは、胃腸炎を起こすウィルスです。
急性感染性胃腸炎は、世界における小児の死亡者、罹患者の最も多い原因の一つであり、5歳未満の小児の死亡者は年間180万人に
次のような症状があります。
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潜伏期は24~72時間で、主な症状は下痢(3~8日続き、激しい時には白色で、米のとぎ汁のような便)、おう吐、発熱。
発症後、通常であれば2〜7日程度で症状は治まりますが、まれにけいれんや脳症を合併することがあるので注意が必要です。
ロタウイルス、大人は発症しない!?
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大人でも免疫力が落ちていると、小児と同様に、嘔吐、下痢、発熱という症状がでることも。
かかってしまったら時はどうする?
ロタウイルスの菌を体外に出すためには強い下痢止めを使うのはNG
ウィルス感染なので現在の人間にできる事は体力勝負のみです。
下痢に対しては整腸薬を服用して下さい。また、その間は脱水にならないように水分を多めに補給して下さい。
嘔吐で飲み物が飲めない場合は、点滴治療が必要となるので、下痢と嘔吐が同時に起こった場合は早めに受診しましょう。
予防のポイント
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ドアノブなどにもロタウイルスがいる場合があるので注意。
うがい、手洗い、共用部分の消毒、汚物の適切な処理も大切です。
子どもの場合は、おもちゃにロタウイルスがいる可能性が。うすめた塩素系漂白剤でできるだけふき取るようにしましょう。